薬剤師国家試験

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死の5段階

エリザベス・キューブラー=ロス(Kübler-Ross)が提唱した、死の宣告を受けた患者の死の受容プロセスである『死の5段階』は、 1、孤立と否認 2、怒り 3、取り引き 4、抑うつ 5、受容 です。   しっかり覚えていきましょう。 覚え...
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心臓の三尖弁・僧帽弁

高校生物の範囲でもありますが、 心臓の三尖弁は右心房と右心室の間にある弁、僧帽弁は左心房と左心室の間にある弁です。 左右を逆に覚えていると、問題の取りこぼしがもったいないので、間違いのないように覚えましょう。 覚え方 「心臓での血流の向き」...
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クロマトグラムのリーディング・テーリング

HPLCなどのクロマトグラフィーの分析結果として出力されるクロマトグラムのピークは、シンメトリー係数Sが1に近ければピークが左右対称に近い形状になりますが、そうでない場合はピークの左右対称が崩れて、 ・リーディング ピークの立ち上がりが緩や...
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siRNA(低分子干渉RNA)

siRNA(低分子干渉RNA)は、 ・mRNAと100%の相同性(配列類似度)を持つ ・mRNAを分解し、発現させない作用を持つ(標的遺伝子をノックダウンする) とりあえずこの2点を覚えます。 覚え方 ・mRNAと100%の相同性を持つ →...
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snRNA(核内低分子RNA)

snRNAは 「hnRNAのスプライシング作用」 があります。 細かいことを掘り下げるとキリがないので、この記事では、とりあえずこの事実だけを覚えます。 覚え方 「sn」RNAなので、 「ス(s)プライシン(n)グ」 → hnRNAのスプラ...
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α-アミノ酸の構造式の覚え方

α-アミノ酸は薬剤師国家試験に留まらず、高校化学や生物でも登場する、極めて重要な物質です。   α-アミノ酸の20種類の構造式は、国家試験的には生物、化学、物理、衛生、薬理など広範囲に関わってくる超重要事項ですが、きちんと覚えているでしょう...
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ドパミン注の投与量と作用する受容体

ドパミン注は投与量ごとに、主として作用する受容体が変わり、 小容量:D1(腎血管、内臓血管を拡張) 中容量:β1(心拍数上昇) 大容量:α1(血管収縮) となります。 覚え方 ・ミンなので、 D(ド) →β(パをバにして読む) →α(ア(「...
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密閉容器・気密容器・密封容器の覚え方

医薬品の容器、包装の形態には、 ・密閉容器(固体の侵入を防ぐ) ・気密容器(固体、液体の侵入を防ぐ) ・密封容器(固体、液体、気体の侵入を防ぐ) の3種類があります。   名称が似ていて紛らわしいので、文字が違う部分にしっかり意識を向けて、...
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プリン塩基・ピリミジン塩基の構造式の見分け方

プリン塩基(アデニン:A、グアニン:G)とピリミジン塩基(チミン:T、ウラシル:U、シトシン:C)を構造式で判別する能力は生物、物理、化学だけでなく、薬理分野などでも理解を深める学習には必須であり、薬剤師国家試験では超重要事項といっていいで...
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『開封販売』と『小分け』

医薬品の販売形態の呼び方の中には、 ◎開封販売 (分割販売や、零売(れいばい)とも呼ばれる。) ◎小分け というものがあります。   ☆『開封販売』については、 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、薬機法)...