2019-11

国家試験

セフェム系抗菌薬とそれぞれの世代

セフェム系抗菌薬は第一から第四世代までの分類があります。 代表的な薬剤は、第一世代:セファゾリン、 セファレキシン、セファロチン第二世代: セフォチアム、セフメタゾール第三世代: セフカペン、ラタモキセフ、セフィキシム第四世代: セフピロム...
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処方箋の用法の略語

処方箋の手書き記載では、用法が、 分2/M、A など、用法がドイツ語に由来する略語で書かれることがあります。 まだ国家試験には出題されていないかもしれませんが、将来は出題されるかもしれませんし、私大の卒業試験レベルなら出題されてもおかしくは...
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メチレンブルーとプルシアンブルーの区別

解毒剤として使用されるメチレンブルーとプルシアンブルーですが、どのような中毒物質に使用するかの区別はできていますでしょうか? お互いに名前に「ブルー」があるので、きちんと覚えていないと点を取りこぼすかもしれません。 メチレンブルーは赤血球内...
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BMI(体格指数)の標準値

BMI(体格指数)は、BMI=体重÷ (身長)2 で、算出されます。 そして、BMIの標準値は、18.5≦BMI<25です。うろ覚えにせずに、標準値を覚えておきましょう。覚え方当ブログのメタボリックシンドロームの記事と併せて、「ハコ・2個」...
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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム(メタボ)の診断基準は、・腹囲男性:85cm、女性:90cmであることに加えて、下記の3項目のうち2項目が該当しているときです。①中性脂肪(TG):150mg/dL以上 または/かつ HDL:40mg/dL未満 ②収...
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有機化学の転移反応

大学の薬学部や薬剤師国家試験で扱う有機化学の転移反応には、Beckmann転移Hofmann転移Cope転移Claisen転移Curtius転移Baeyer-Villiger酸化(転移)ピナコール-ピナコロン転移(=ピナコール転移)などがあ...
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アルツハイマー型認知症の治療薬

アルツハイマー型認知症の治療薬には、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミン、メマンチンがあります。 それぞれの特徴と作用機序を覚えましょう。覚え方第一選択薬や軽度症状時の治療に使用されやすいのは、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミンの...
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アミノ酸のアミノ基転移反応(代謝)

ヒトのアミノ酸の代謝において、アスパラギン酸⇔オキサロ酢酸グルタミン酸⇔α-ケトグルタル酸などの「アミノ基転移反応」は、全ての反応に関わる物質をきちんと書けなければならない内容です。 「理解した上での暗記」も必要ですが、ある程度までは丸暗記...
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グルコース誘導体(グルシトール・グルコン酸・グルクロン酸・グルコサミン)

D-グルコース誘導体には、D-グルシトール(ソルビトール):グルコースの1位のアルデヒド基(ホルミル基)が還元された物質D-グルコン酸:グルコースの1位が酸化されカルボン酸になった物質 D-グルクロン酸:グルコースの6位が酸化されカルボン酸...