Cockcroft-Gault式(以下、CG式)は、推定クレアチニンクリアランス(CLcr)値を算出する式で、
CLcr(mL/min)=
[(140-年齢≪Age≫)×体重≪kg≫]/[72×Scr]
※女性はさらに、×0.85
で算出されます。
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覚え方
[ (140-年齢 ≪Age≫)×体重≪kg≫]/[72×Scr]
→赤(AgeのA)い石(14)で/何す(S)る(r)
→「赤い石で何する?」
と覚えて 、
さらに、CG式を部分ごとに分解して、正確に思い出しやすくなるように工夫します。
☆CG式の分子:「年齢」と「体重」の並びの覚え方
・(140-年齢)は、年齢の代わりにが体重入ってしまうと、140kg前後もしくはそれ以上の肥満の患者にCG式が適用できない。
・ (140-年齢)であれば、140歳以上まで生きる人間は、普通に考えれば存在しない。
この2点を考えれば、(140-年齢)を正確に覚えられます。
☆ CG式の分母:72の覚え方
分子の140のおよそ1/2の値(約70)
と覚えておけば、72という数字も思い出しやすくなります。
その上、選択式問題の国試では、最悪でも分子の数値が「約70」と思い出せるならば、求めるべきCLcrに近い値は算出できるでしょう。
※あくまで国試の問題を解くための概算をする手段なので、臨床現場でCG式を使うときは、必ず72を使って算出してください!
☆女性の場合の「×0.85」
「×0.85」 は「0.85を乗じること」といった文章が問題文に記載されている場合が多いかと思いますが、
箱 (0.85) 入り娘(つまり女性)
で、覚えられます。
ここまで組み合わせれば、CG式をきちんと思い出せる確率がグンと高まるでしょう。
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