感度と特異度

医療分野の臨床検査等における感度、特異度とは、

感度 (sensitivity) :検査等で陽性のものを陽性と正しく判定できる確率

特異度 (specificity) : 検査等で陰性のものを陰性と正しく判定できる確率

 

国家試験ではどっちがどっちか、ということは大前提として覚えておかなければ問題を正確に解くこともできなくなってしまします。

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覚え方

まずは、感度と特異度の語句の意味をきちんと覚えます。

語句の意味は、

感度 (sensitivity) : 検査等で陽性のものを陽性と正しく判定できる確率

特異度 (specificity) : 検査等で 陰性のものを陰性と正しく判定できる確率

「陽性、陽性」「陰性、陰性」と一文が続いていますので、太字の部分に注目して何度も声に出して読むなどをすれば覚えやすいです。

 

次に、特異度のほうに着目すると、

度→とく「」ど→「」んせい→

と、「い」繋がりで覚えられます。

 

感度については特異度の消去法でも覚えられます。

また、性ー度→「よう」せいー「かん」ど→ようかん羊羹

などのダジャレのようにしておくと、さらに思い出しやすくなります。

想定される出題方法

・主として臨床検査を評価するために使用する確率値である、というように、どのような場合に用いられる指標であるかという語句の定義を問う問題

 

・感度、特異度の%の数値と、95%信頼区間CIなどの統計分野と組み合わせた問題。

 

・論文内の表として出題し、計算させる問題。 偽陽性、偽陰性も忘れずに。

過去問では英語論文での出題もあるため、感度 (sensitivity、略語:Sens、Sen、Snなど)、特異度 (specificity、略語:Spなど) の英語や略語の表記も覚えておくと、問題をひねられたときに、焦らずに対処しやすくなるでしょう。

ただし、英語論文からの出題であれば英単語を知らなくても内容を類推できる程度の難易度にはしてあると思いますが…

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