受容体とGタンパク・チャネルの対応

受容体については、α受容体、β受容体、N受容体など、それぞれが、

・Gタンパク共役型受容体

・イオンチャネル内蔵型受容体

・チロシンキナーゼ型受容体(酵素内蔵型受容体の1つ)

などの、どの受容体の分類に当てはまるか、ということも覚えなければなりません。

 

国試で暗記が必要な受容体の種類には、α、β、N、5-HT、D、A、オピオイド、V、NMDA、プロスタノイド受容体など、数多くあります。

辛いですねぇ…(+_+)

ですが、冷静に覚えていきましょう。

覚え方

セロトニン受容体、α受容体、β受容体は下記の書籍に良い覚え方があるので、引用させていただきます。

・セロトニン受容体 (5-HT)
5-HT1[Gi]、5-HT2 [Gq]、5-HT3 [chan]、5-HT4 [Gs]
イ[i] ク [q] ちゃん [chan] ズ [s]

 

・α、β、N受容体

α1 [Gq] 、α2 [Gi] 、β1 [Gs] 、β2 [Gs] 、NM [chan] 、N1 [Gq] 、N2 [Gi] 、N3 [Gq]

クィス[qiss]ちゃん[chan] ク[q]イ[i]ック[q]

機能形態学演習 (京都廣川”パザパ”薬学演習シリーズ) より引用、一部改変

機能形態学演習 (京都廣川”パザパ”薬学演習シリーズ)

今回引用した書籍は、著者が同じである下記の教科書とセットで使うと効果的です。


動画マスター機能形態学―生理学から薬理学への橋かけ (ハイブリッドブックシリーズ)

機能形態学の基本的な事項について図が豊富なので、わからないことがあったらこの本に立ち戻って復習するのも良いと思います。

絶版の本ですが、 各薬学部の蔵書ではよく見かける本なので、興味があれば探して見てください。

 

少々脱線してしまいましたが、話を受容体の覚え方に戻します。

 

・GABAのA、B受容体

GABAA[chan]、GABAB[i] (ブログの使用上見づらいので、太字と斜体を使用しています。)

→「チャ[chan]イ[i]」 (インドの甘いお茶)

・アデノシンA受容体

A1[Gi]、A2[Gs]、A3[Gi]

→「石井(い[i]し [s] い [i] )」 

皆さんが思い出しやすい石井さんを思い浮かべて暗記に繋げてください。

 

・ドパミンD受容体

D1[Gs]、D2[Gi]

→ 「ディズニー」→デ(D)ィ(1)ズ(s)/ニ(2)ー(i)

と、覚えてました。

 

・オピオイドμ、κ、δ受容体

全てGiタンパク共役型受容体 です。

これは、腸管のμ受容体を刺激すると、蠕動運動が低下して、オピオイド性便秘を引き起こすという有名な機序を思い出せれば、「オピオイド受容体は全てGi」と覚えることができるでしょう。

 

・プロスタノイド受容体(後日追記予定です)

IP、TP2、TP4:Gsタンパク共役型受容体

→ス(Gs)イ (IP) スは西(2,4)

日本から見ればスイスは西ですね。

 

・バソプレシンV1、V2受容体

V1:Gq、V2:Gs

→バ(V)カでク(V1:Gq)ズ (V2:Gs)

(言葉が悪くてすいません。あくまで覚え方なのでご容赦ください<(_ _)>)

 

NMDA受容体:イオンチャネル内蔵型受容体

→NとAに注目して、「イオン(N)ャ(A)ネル」と覚える。

 

インスリン受容体、ANP受容体、EGF受容体:酵素内蔵型受容体

→椅子(リン)・アンプ(ANP)・エッグ(「EG」F)

 

・残りの受容体→だいたいGqタンパク内蔵型受容体!

 

これで、国試レベルならほぼ網羅できているでしょう。

大変ですが、頑張っていきましょう。

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