薬理

国家試験

ステロイド外用薬の強さの覚え方

薬剤師国家試験や各大学の試験では、ステロイド外用薬は『一般名』で問題文に記載されることが多いと思われます。 一般名が長く、似たような文字配列がズラリと揃っているステロイドは、暗記モノとしては非常にやっかいです。 (実際の業務の現場では商品名...
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マクロライド系抗菌薬の『員環』の数

マクロライド系抗菌薬には14員環、15員環、16員環のものがあります。   代表的なものには、 14員環:エリスロマイシン、クラリスロマイシンなど 15員環:アジスロマイシンなど 16員環 :ジョサマイシンなど があります。   員環の数も...
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セフェム系抗菌薬とそれぞれの世代

セフェム系抗菌薬は第一から第四世代までの分類があります。   代表的な薬剤は、 第一世代:セファゾリン、 セファレキシン、セファロチン 第二世代: セフォチアム、セフメタゾール 第三世代: セフカペン、ラタモキセフ、セフィキシム 第四世代:...
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アルツハイマー型認知症の治療薬

アルツハイマー型認知症の治療薬には、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミン、メマンチンがあります。   それぞれの特徴と作用機序を覚えましょう。 覚え方 第一選択薬や軽度症状時の治療に使用されやすいのは、ドネペジル、リバスチグミン、ガラン...
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がん化学療法の略称と使用薬剤

大腸がんの化学療法の、 FOLFOX:フルオロウラシル、レボホリナートCa、オキサリプラチン や、 FOLFIRI:フルオロウラシル、レボホリナートCa 、イリノテカン は、略称と使用薬剤の英語名がそのまま対応しているので、比較的覚えやすい...
国家試験

抗てんかん薬と有効な発作の関係

抗てんかん薬は薬の種類が多く、なおかつ、それぞれ有効なてんかん発作が複雑に入り組んでいるため、きちんと整理して覚えなければ国家試験では辛くなるでしょう。   抗てんかんには単剤ではなく併用薬としての使用もありますが、とりあえずは単独・併用を...
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作動薬・拮抗薬の活性を示す[pA2,pD2,pD2′]

薬の作動薬・拮抗薬の活性を示す値として pD2 :作動薬の最大反応の50%に達する、作動薬のモル濃度の負の対数値 pA2: 用量-反応曲線を2倍だけ高濃度側に平行移動させる、競合的拮抗薬のモル濃度の負の対数値 pD2': 作動薬の最大反応を...
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抗不整脈薬

抗不整脈薬には Ⅰa群:キニジン、ジソピラミド、プロカインアミド、 シベンゾリン、アジマリン、ピルメノールなど Ⅰb群:リドカイン、メキシレチン、アプリンジン など Ⅰc群:ピルシカイニド、フレカイニド、プロパフェノン など Ⅲ群:アミオダ...
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受容体とGタンパク・チャネルの対応

受容体については、α受容体、β受容体、N受容体など、それぞれが、 ・Gタンパク共役型受容体 ・イオンチャネル内蔵型受容体 ・チロシンキナーゼ型受容体(酵素内蔵型受容体の1つ) などの、どの受容体の分類に当てはまるか、ということも覚えなければ...
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ウイルスは何を暗記しておくべきか【番外編】

微生物学、薬理学などの分野で必要となるウイルスについてですが、 DNAウイルス、RNAウイルス、ウイルスがエンベロープを持つかどうかなども国試では覚えなくてはなりません。   これについては私も有効なユニーク暗記テクニックを思いつくことがで...