顕微鏡法(粉体の粒子径測定法)

粉体の粒子径測定法の一つである『顕微鏡法』は光学顕微鏡や電子顕微鏡を用いて粒子径を観察して測定する手法であり、この粒子径の測定法には

・フェレ―径

粒子を一定の方向の2本の平行線で挟んで、その2本の平行線の距離を測定する。

 

・マーチン径

粒子の投影面積を2等分する線分の長さを測定する。

 

・ヘイウッド径

粒子の投影面積と同じ面積を持つ円の直径を測定する。

 

・クルムバイン径

一定方向の粒子の最大幅を測定する。

 

などがあります。

 

それぞれの図については他サイトやテキストを参照ください。

 

名前と測定方法を対応させる単純暗記の内容なので、つまらない取りこぼしがないようにきちんと覚えましょう。

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覚え方

・フェレ―径

『フ』ェレ―なので、アルファベットの『F』をイメージすると、

Fの上の2本線で粒子を挟んでいるイメージを持てば、

粒子を『一定の方向の2本の平行線で挟んで』という内容をイメージしやすくなります。

 

・マーチン径

『マ』ーチンなので、 アルファベットの『M』をイメージすると、

M→Middle(中央)という英単語をイメージすれば、

粒子の投影面積を『2等分(真ん中で分ける)』する線分、という内容を思い出しやすくなります。

 

・ヘイウッド径

『ヘイ』ウッド→ 『径』ウッドと読み替えてしまえば、

粒子の投影面積と同じ面積を持つ円の『直径』を測定する、ということを思い出しやすくなります。

 

・クルムバイン径

『クル』『ム』『バイ』ン→クルクル、無、ハイ(High)と読み替える

矢印がクルクルしない=一定方向の矢印、Higi=最大と読み替える

→『一定方向』の粒子の『最大幅』を測定する、ということを思い出しやすくなります

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