錠剤の製法の種類と覚え方

錠剤の製法には、

・湿製法(口腔内崩壊錠などの製法)

・直接圧縮法(直打法、セミ直打法)

・間接圧縮法(湿式法、乾式法(slug法))

などがあります。

もっとわかりやすい分類のチャート図が教科書や予備校テキストなどにあるので、細かい内容はそちらを参照してください。

 

今回は直接圧縮法と間接圧縮法のそれぞれ2種類で行われる「混合」、「練合」などの

「製法の流れ」

を覚えます。

製法の流れを覚えていないと、この流れを図で出題され、「この錠剤の製法の名称を答えよ」というように問われたときに回答できなくなってしまいます。

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覚え方

製法の流れをよく見比べると、 製法が違っても共通する流れがあります。

そのため、製法の流れをいくつかのブロックに分割して、そのブロックごとに語呂合わせを使えば、覚えやすくなります。

 

合→<合剤添加>→合→粒→燥 

(セミ直打法、湿式法に存在する流れ)

→語呂:コケれども像完

 

粒→<沢剤添加>→合→

( セミ直打法、湿式法、slug法に存在する流れ)

→語呂: 世界コンダクター

 

このブログではあまり語呂を多用しない覚え方を目指していますが、全く語呂を使わないというやり方では限界はあるので、必要な時だけ語呂を使っております。

あくまで紹介している語呂は一例なので、皆さんの覚えやすいものを作って覚えてください。

 

そして、さらに

・ 「直打」が名前に入る製法は、主薬と賦形剤等を別々にして製造開始する。

という法則もあります。

 

これらを組み合わせれば、製法の流れと製法の名称を一致させやすくなります。

 

それぞれの製法で、どのような薬剤が作られるか、ということも国試では重要ですので、そちらもきちんと押さえてください。

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