薬の作動薬・拮抗薬の活性を示す値として
pD2 :作動薬の最大反応の50%に達する、作動薬のモル濃度の負の対数値
pA2: 用量-反応曲線を2倍だけ高濃度側に平行移動させる、競合的拮抗薬のモル濃度の負の対数値
pD2’: 作動薬の最大反応を50%に抑制する、 非競合的拮抗薬のモル濃度の負の対数値
があります
pHやpOHでも同じですが、pが付く値は、大体は-logが付いたときの値を示します。
これら3つの指標が何を示すのかをきちんと覚えておきましょう。
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覚え方
上記のA、D、 ’(ダッシュ) の3つを次の4項目のように読み変えます。
A→「あ」らそい→争い→「競合」的拮抗薬
D→Drive(動かす)→「作動」薬
D→0(ゼロ)を「半分」に割った形→50%
’(ダッシュ)=否定語(not)と見る→「非」競合的拮抗薬
すると、
pD2 :50%、作動薬
pA2: 競合的拮抗薬
pD2’:50%、 非競合的拮抗薬
と、それぞれの指標のキーワードを思い出しやすくなります。
あとは、これら3つの指標が 用量-反応曲線などの中でどう表現されるか、ということを意識すれば、これらの暗記した指標を問題を解くために活用できるでしょう。
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