クエン酸回路でNADH・FADH2が生成する反応

クエン酸回路(TCA回路)でNADH(NADH+H+)・FADH2が生成する反応はどの反応であるか、ということは、きちんと覚えているでしょうか?

 

構造式を書いた上で構造の変化を追っていくことができれば「理解して覚える」という状態になるのでベストな方法なのですが、これはなかなか難しいかと思います。

 

手っ取り早く覚える方法をご紹介します。

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覚え方

オクイアサコフリン」という、クエン酸回路の物質の変化を覚える有名な語呂があります。

これを下図の8角形のように配置し、Nの字の1、2画目(2画目は2本)を書くように線を引くと、NADHとFADH2の生成する反応がわかります。

下図では青線で書いています。

「F」ADH2「F」ront(前)という英語と結び付ければ、Nの線の端にあるのが FADH2ということが思い出しやすくなります。

よって、

リンゴ酸→オキサロ酢酸、イソクエン酸→α-ケトグルタル酸、 α-ケトグルタル酸 →サクシニルCoAの反応でNADHが生成する。

コハク酸→フマル酸の反応でFADH2が生成する。

ということがわかります。

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