生物

雑記

ビタミンB3、B5、B7、B9の別称

ビタミンBは、B1、B2、B6、B12の他にナイアシン、パントテン酸、 ビオチン、葉酸を含めた8種類の物質が当てはまります。   ナイアシン、パントテン酸、 ビオチン、葉酸ですが、この4種の物質にも他のビタミンB群のようなナンバリングが存在...
国家試験

アミノ酸のアミノ基転移反応(代謝)

ヒトのアミノ酸の代謝において、 アスパラギン酸⇔オキサロ酢酸 グルタミン酸⇔α-ケトグルタル酸 などの「アミノ基転移反応」は、全ての反応に関わる物質をきちんと書けなければならない内容です。   「理解した上での暗記」も必要ですが、ある程度ま...
国家試験

グルコース誘導体(グルシトール・グルコン酸・グルクロン酸・グルコサミン)

D-グルコース誘導体には、 D-グルシトール(ソルビトール):グルコースの1位のアルデヒド基(ホルミル基)が還元された物質 D-グルコン酸:グルコースの1位が酸化されカルボン酸になった物質 D-グルクロン酸:グルコースの6位が酸化されカルボ...
国家試験

クエン酸回路でNADH・FADH2が生成する反応

クエン酸回路(TCA回路)でNADH(NADH+H+)・FADH2が生成する反応はどの反応であるか、ということは、きちんと覚えているでしょうか?   構造式を書いた上で構造の変化を追っていくことができれば「理解して覚える」という状態になるの...
国家試験

サザンブロット法・ノーザンブロット法・ウエスタンブロット法の区別

サザンブロット法・ノーザンブロット法・ウエスタンブロット法は、それぞれ何を検出する方法なのか、区別をつけられるようにしましょう。 覚え方 まず、ノーザンブロット法を覚えます。 ノーザンブロット法→「N」o「r」thern→特定の「RN」Aを...
国家試験

ミスセンス変異・ナンセンス変異

DNAの塩基置換型の変異には、ミスセンス変異とナンセンス変異があります。   ・ミスセンス変異 DNA上の1塩基が変異して、転写で生成したmRNAのコドンが別のアミノ酸に対応するコドンとなるようなDNAの変異。 ・ナンセンス変異 DNA上の...
国家試験

不飽和脂肪酸の二重結合の位置を示すΔ(デルタ)

不飽和脂肪酸を表す表記には様々なものがあります。   この記事ではリノール酸を例に、話を進めます。 リノール酸は、 「n-6系不飽和脂肪酸(=ω-6系不飽和脂肪酸)」という種類に区分されます。 また、 18:Δ9,12 (9,12は上付き文...
国家試験

ウイルスは何を暗記しておくべきか【番外編】

微生物学、薬理学などの分野で必要となるウイルスについてですが、 DNAウイルス、RNAウイルス、ウイルスがエンベロープを持つかどうかなども国試では覚えなくてはなりません。   これについては私も有効なユニーク暗記テクニックを思いつくことがで...
国家試験

心臓の三尖弁・僧帽弁

高校生物の範囲でもありますが、 心臓の三尖弁は右心房と右心室の間にある弁、僧帽弁は左心房と左心室の間にある弁です。 左右を逆に覚えていると、問題の取りこぼしがもったいないので、間違いのないように覚えましょう。 覚え方 「心臓での血流の向き」...
国家試験

siRNA(低分子干渉RNA)

siRNA(低分子干渉RNA)は、 ・mRNAと100%の相同性(配列類似度)を持つ ・mRNAを分解し、発現させない作用を持つ(標的遺伝子をノックダウンする) とりあえずこの2点を覚えます。 覚え方 ・mRNAと100%の相同性を持つ →...