国家試験

ステロイド外用薬の強さの覚え方

薬剤師国家試験や各大学の試験では、ステロイド外用薬は『一般名』で問題文に記載されることが多いと思われます。一般名が長く、似たような文字配列がズラリと揃っているステロイドは、暗記モノとしては非常にやっかいです。(実際の業務の現場では商品名で覚...
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顕微鏡法(粉体の粒子径測定法)

粉体の粒子径測定法の一つである『顕微鏡法』は光学顕微鏡や電子顕微鏡を用いて粒子径を観察して測定する手法であり、この粒子径の測定法には・フェレ―径 粒子を一定の方向の2本の平行線で挟んで、その2本の平行線の距離を測定する。  ・マーチン径 粒...
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マクロライド系抗菌薬の『員環』の数

マクロライド系抗菌薬には14員環、15員環、16員環のものがあります。 代表的なものには、14員環:エリスロマイシン、クラリスロマイシンなど15員環:アジスロマイシンなど16員環 :ジョサマイシンなどがあります。 員環の数も問われる可能性が...
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セフェム系抗菌薬とそれぞれの世代

セフェム系抗菌薬は第一から第四世代までの分類があります。 代表的な薬剤は、第一世代:セファゾリン、 セファレキシン、セファロチン第二世代: セフォチアム、セフメタゾール第三世代: セフカペン、ラタモキセフ、セフィキシム第四世代: セフピロム...
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処方箋の用法の略語

処方箋の手書き記載では、用法が、 分2/M、A など、用法がドイツ語に由来する略語で書かれることがあります。 まだ国家試験には出題されていないかもしれませんが、将来は出題されるかもしれませんし、私大の卒業試験レベルなら出題されてもおかしくは...
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メチレンブルーとプルシアンブルーの区別

解毒剤として使用されるメチレンブルーとプルシアンブルーですが、どのような中毒物質に使用するかの区別はできていますでしょうか? お互いに名前に「ブルー」があるので、きちんと覚えていないと点を取りこぼすかもしれません。 メチレンブルーは赤血球内...
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BMI(体格指数)の標準値

BMI(体格指数)は、BMI=体重÷ (身長)2 で、算出されます。 そして、BMIの標準値は、18.5≦BMI<25です。うろ覚えにせずに、標準値を覚えておきましょう。覚え方当ブログのメタボリックシンドロームの記事と併せて、「ハコ・2個」...
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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム(メタボ)の診断基準は、・腹囲男性:85cm、女性:90cmであることに加えて、下記の3項目のうち2項目が該当しているときです。①中性脂肪(TG):150mg/dL以上 または/かつ HDL:40mg/dL未満 ②収...
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有機化学の転移反応

大学の薬学部や薬剤師国家試験で扱う有機化学の転移反応には、Beckmann転移Hofmann転移Cope転移Claisen転移Curtius転移Baeyer-Villiger酸化(転移)ピナコール-ピナコロン転移(=ピナコール転移)などがあ...
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アルツハイマー型認知症の治療薬

アルツハイマー型認知症の治療薬には、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミン、メマンチンがあります。 それぞれの特徴と作用機序を覚えましょう。覚え方第一選択薬や軽度症状時の治療に使用されやすいのは、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミンの...