☆房水流出促進薬
房水流出促進薬のα1阻害薬(ブナゾシンなど)、β2刺激薬(ジピベフリンなど)の覚え方です。
刺激する=stimulate、阻害する=inhibitの英語を覚え、
・s→形が「2」に似ている
・ i→形が「1」に似ている
これを利用して、
・α(ギリシャ文字の1文字目)1i→α1i→α1阻害薬→ワン、ワン、ワン(one)
・β(ギリシャ文字の2文字目)2s→β2s→β2刺激薬→ツー、ツー、ツー(two)
と覚えると一気に覚えやすくなります。
他にもM3刺激薬、プロスタグランジン製剤などがありますが、とりあえずは上記の2種類はこの覚え方が使えます。
☆ 房水産生阻害薬
ずばり、キーワードは
「キャラメルバニラアイス」
です。
これを、下記の並びの通りに書きます。
CA(キャラメル) →炭酸脱水酵素阻害薬(アセタゾラミドなど)
βα2(バニラ)
i s(アイス)
そして、「バニラ」「アイス」の部分を縦読みすると、
βi→β遮断薬(チモロールなど)
α2s→α2刺激薬(ブリモニジンなど)
ということを思い出しやすくなります。
キャラメルバニラアイスを「作る」→房水「産生」を阻害、と覚えれば、さらに良い覚え方になります。
これらの緑内障治療薬の覚え方に当てはまらない薬もいくつかありますが、国試の標準的な問題ならこれで大体対処できます。
緑内障治療薬は、眼の動きと受容体のメカニズムを理解しにくい(少なくとも私には)ので、このように丸覚えしてしまった方が早いと思います。
スポンサーリンク
コメント