ザンドマイヤー反応(Sandmeyer reaction)は、
芳香族ジアゾニウム塩(Ph-N+≡Nなど) + Cu-X(Cuは1価, X=ハロゲン)
→Ph-X
が生成する反応です。
この反応は、求核置換反応で進むことも特徴です。
(芳香族化合物の置換反応は多くの場合、求電子置換反応で進みますが、ザンドマイヤー反応はこの例外になる反応の一つです。これ以上はこのサイトで取り扱う範囲を超えていますので、予備校などを利用して理解を深めてください。)
スポンサーリンク
覚え方
ザン「ド」マイヤー反応→ド→銅→Cu
これだけを覚えておけば、「CuX」が反応式に入っていた場合、ザンドマイヤー反応かもしれない、ということを警戒して問題を解くことができます。
ただし、反応式の名称だけを覚えていても意味がありません。
反応機構や、反応の結果の生成物などを適切に答えられなければ、問題は解けません。
予備校などを利用して、冒頭で紹介したような特徴も「理解して」押さえてください。
スポンサーリンク
コメント