甘味料には、 キシロース、キシリトール、スクラロース、ソルビトール、サッカリン、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、アドバンテーム、ネオテーム、グリチルリチン酸二ナトリウム、などがあります。
覚え方
アセスルファム「カリウム」、グリチルリチン酸二ナトリウムは構造を見れば名前がわかるレベルなので割愛します。
◎ キシロース
[ロース(ose)]=環状の糖もしくはそれに類する物質、のイメージ(グルコース、スクロースなども同様)
[xyl]ose→xylは全5画→基本骨格がC×5
よって、 「基本骨格がC×5の環状糖類似物質」
◎ キシリトール
[xyl]ose→xylは全5画→基本骨格がC×5
環状ではないので、 基本骨格が鎖状C×5の甘味料。
◎ スクラロース
・スクロースのOH×3基がClに置換されたもの
→ス「クラ」ロース→Clで思い出せる。
・[S]ucralose→Sixの頭文字→C×6
よって、「基本骨格がC×6、Clを持つスクロース類似物質」と思い出せる。
◎ ソルビトール
・[S]orbitol →Sixの頭文字→C×6
・[ose]がない→鎖状
よって、「基本骨格が鎖状C×6」の甘味料。
◎ サッカリン
[サ]ッカリン→[S]が含まれることで思い出せる。
◎ アスパルテーム
[アスパ]ラギン酸+フェニ[ル]アラニンの構造→[アスパル]テームと思い出せる。
◎ アドバンテーム
メトキシ基およびヒドロキシ基のついている芳香環が「[ア]スピリン([ア]セチルサリチル酸)に似た構造をしている」→[ア]ドバンテームと覚える。
(アスピリンは重要な物質なので、構造式を暗記して書ける人は多いと思いますが、実際に見比べてみるとこの芳香環の構造とは違うので注意してください。)
◎ ネオテーム
構造式の末端のCH3-CH(CH3)2-CH2-の部分が「ネオ」という接頭語であることから思い出せる。
これを知らなくても、「[すごく]、ごちゃごちゃメチル基が密集している]→[ネオ]」でも十分かと思います。
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