薬剤師国家試験

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酸化防止剤を構造式からざっくりと見分ける方法

酸化防止剤には、L-アスコルビン酸、エリソルビン酸、トコフェロール、没食子酸プロピル、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、クエン酸イソプロピル、EDTA類などがあります。 覚え方 保存料、防かび剤、甘...
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クエン酸回路でNADH・FADH2が生成する反応

クエン酸回路(TCA回路)でNADH(NADH+H+)・FADH2が生成する反応はどの反応であるか、ということは、きちんと覚えているでしょうか?   構造式を書いた上で構造の変化を追っていくことができれば「理解して覚える」という状態になるの...
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DDSのコーティング・マトリックス基剤

DDSのコーティングおよびマトリックスに使用される基剤には、以下のようなものがあります。   ◎徐放性コーティング基剤 ・水溶性高分子膜 メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース ・不溶性高...
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経口コントロールドリリース製剤の種類

DDSの分野において、経口コントロールドリリース製剤の種類には、 ◎シングルユニットタイプ レペタブ ロンタブ スパンタブ グラデュメット ワックスマトリックス コンチンシステム   ◎マルチプルユニットタイプ 顆粒型の放出制御製剤 スパン...
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防かび剤を構造式からざっくりと見分ける方法

防かび剤には、ジフェニル(DP)、オルトフェニルフェノール(OPP)、チアベンダゾール(TBZ)、イマザリル、フルジオキソニル、アゾキシストロビン、ピリメタニルなどがあります。   構造式と物質名を結び付けられるようにしておきましょう。 覚...
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サザンブロット法・ノーザンブロット法・ウエスタンブロット法の区別

サザンブロット法・ノーザンブロット法・ウエスタンブロット法は、それぞれ何を検出する方法なのか、区別をつけられるようにしましょう。 覚え方 まず、ノーザンブロット法を覚えます。 ノーザンブロット法→「N」o「r」thern→特定の「RN」Aを...
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生物価と正味タンパク質利用率

国家試験や大学の卒業試験などの問題文の中で、 生物価を求めよ。 と問題が出題されたとき、「生物価」を迷いなく思い出して計算できるでしょうか? きちんと覚えていない人は、正味タンパク質利用率と合わせて覚えましょう。 覚え方 まず、 生物価と正...
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スタンダードプリコーション(標準予防策)

スタンダードプリコーション(標準予防策)とは、 院内感染について、感染症の有無に関わらず、「全ての患者」に対する「感染症」の予防策のことです。   問題で出題されるときには、キーワードを入れ替えて引っ掛けるような作り方をされていることも予想...
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病院内チーム(ICT,NST,PUT,PCT)

病院内で組織され、薬剤師も関わる各種チームには、 ICT:感染制御チーム(Infection Control Team) NST:栄養サポートチーム(Nutrition Support Team) PUT:褥瘡対策チーム(Pressure ...
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ザンドマイヤー反応

ザンドマイヤー反応(Sandmeyer reaction)は、 芳香族ジアゾニウム塩(Ph-N+≡Nなど) + Cu-X(Cuは1価, X=ハロゲン) →Ph-X が生成する反応です。 この反応は、求核置換反応で進むことも特徴です。 (芳香...