シキミ酸経路で合成されるのは、主に、
C6-C3骨格を持つフェニルプロパノイドです。
(シキミ酸経路でC6-C1骨格の物質に由来するゲラニインのような物質もありますが、やはりC6-C3骨格を持つ、ということはしっかり覚えておかなくてはなりません。)
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覚え方
シキミ酸の「シキミ」の文字を
「シキミ→キシミ→軋み」と並び替えて日本語の単語にしていまいます。
そして、「フェニルプロパノイドが合成される」ということについて、
フェニル→笛、煮る
「プロ」パノイド→プロ→風呂
これらの日本語を一気に繋げて、
風呂で煮た笛が軋む
→フェニルプロパノイドはシキミ酸経路で合成される
ということを覚えられます。
ほぼダジャレです。
シキミ酸の構造式(C6-C1骨格あり)を覚えていれば、
この構造式から、
シキミ酸経路は、C6-C1骨格もしくはC6-C3骨格(フェニルプロパノイド)を持つ物質を合成する
と連想できるので、こちらのほうが「理解した上での暗記」と言えるでしょう。可能であれば、こちらの方法をお勧めします。
ですが、シキミ酸の構造式まで覚えていられない!という場合には、このダジャレ的な覚え方を利用して、問題の取りこぼしがないようにするのがベターだと思います。
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